●念珠いろいろ。特注での製作、試験的に創った

念珠いろいろ




2017年07月16日(Sun)▲ページの先頭へ
念珠=こころ
最近は仏壇が売れないと同業者仲間から悲痛な声として繰り返し耳に入る。

少し前は、海外の安価ものを安売りチラシと機動性を武器に展示会戦略で既存店の商圏(もろになわばり意識だが)を荒らす業者に売上を持って行かれたと聞いていたが、公正取引委員会が動いて鎮静化したようだ。

が世代が順繰りに交代してくると様々な要因から仏壇を祀らない家が多くなった。買い替えといえば小さいお仏壇への買い替えで、ややもすればお引取りだけの要望ということも。
少子高齢化や跡取り問題のしわよせが顕著に現れているように思う。日本人の先祖意識の希薄がさらに根底に有ると感ずるがそれを話すと宗教家への苛立ちにヒートアップしてしまうのでそんなもんだとあきらめる。

念珠に関してはそうした文化の衰退に反旗を翻し、なのか、かろうじてなのか、気を吐いているのではないだろうか。

しかし製作というより改装という分野が格段に伸びたのも確か。

20年くらい前、日本の有数な数珠の産地が念珠修理をするくらいなら、供養(つまり廃棄)してしまうようにお客様に説得して新しいものを購入してもらうようにして欲しいと方針を出した時期があった。

怒った。TONは。
念珠は手作りだけに量産とは行かないがそれでも同じ種類のものを大量に制作したほうが楽だし価格もこなせる。
けれど念珠にはその名のとおり「念」・・・つまり「祈り」がこもったものなのだ。先代や先々代から引き継がれたものもある。

物であって物ではない。心なのである。
念珠としての自殺行為ではないかと思った。

ということがってTONは、どんどん受け入れさせていただいた。
といってもたかがしれているけど・・・

おかげで独自の製作方法も編み出せたし、ノウハウも蓄積できた。

いつの間にか直すより新規と言っていたところが方向を転換していた。
でもどれほどの遺産としての念珠が失われたのかなと思うと心が痛い。

最近は遺品の宝飾品を念珠にということが多くなった。
ま。それも僕らの使命だと思ってはいる。



真珠のネックレス

水晶の道具を足して・・・



2017年06月28日(Wed)▲ページの先頭へ
守護本尊おまもりプラスα
念珠堂のオリジナルです。




祭りの季節になるとあちこちからお声を頂きます。

神輿の担ぎ手が首に架けるためだとか。


けど元をたどれば、日ごろから身につけてもらいたい。と、思い創作した御守り札代わりの守護本尊お守りです。

ずーっと茶色の正絹紐で通して何一つ手を加えるでもなく製作してきましたが、お買い求めいただいたお客様が日蓮宗で、初めは日蓮上人の札はないかとの問いかけでしたが、残念ながら札を作るまではいかないので、手持ちにあった南無妙法蓮華経のひげ文字の玉を入れ込んでみました。

大変喜ばれました。




ちなみに素材は白檀です。玉は108本連尺二寸〜尺六寸まで。

もちろん・・・念珠堂のすることです。2尺4寸以上三尺でも四尺でも製作は可能です(≧∇≦)/



2017年06月16日(Fri)▲ページの先頭へ
どうなるものやら。


たくさんお預かりしました。

三万浄土は親玉などの道具の仕立てを変えて手鞠房に、本連浄土の装束は下がりの玉を足して三万浄土かな・・・

いろいろ遊び遊び考えてみようと。。。




2017年06月12日(Mon)▲ページの先頭へ
形見
タンスの引き出しに眠っている装飾品はどれほどあるだろう。

最近、チラシを見ていると「珊瑚のネックレスを買取します」と謳っている記事が目に付いた。

中古品だからそれ相応の金額で買い取られるのだろう。ただし国内価格だからちょっとばかりの色をつけて。

先代の方が身につけていたものだとその価値はわからないだろ。

タンスに眠っているよりはましとばかりに売ってしまうのだろうか。

それが10倍にも30倍にも高額で取引されることも知らず。


赤珊瑚特に血赤珊瑚。

違法を承知で自国の海から遠く離れた日本近海まで来て密漁していくほど高値で取引される。

そこが話の筋ではないのだが、価値のあるものは価値のあるように取引されるべきだろうと感ずる次第。

そして形見として頂いていても使う予定のない寝た子には、起きていただいてそれ相応のお役目を負わせてあげるべきではないかと思うのだ。

ご友人の形見として預かったネックレスも意匠を凝らせば日常に戻って来れる。




星月菩提樹を加えてみた。

玉の配置はあ〜でもないこ〜でもないの連続だが、そこがいい。


で、完成を見る。





2017年05月27日(Sat)▲ページの先頭へ
梅雨の前にすることは・・・

こういうことを経験したことはないだろうか。

急にお葬式が入って、慌てて喪服の用意をししばらく使っていなかった念珠を仏壇の引き出しから出して、持ち上げた途端にパラパラ・・・・

あれ?全然使っていないのに、もう切れちゃうの?
さぁどうしましょ。

なんてこと?


はい。その犯人はここに写っています。




今でこそ人絹の糸を通し糸に使いますが、虫の幼虫には格好の御馳走のようです。

梅雨の湿り気の次期、念珠は防虫香を添えた桐箱の中に入れておいてほしいものです。



2017年05月12日(Fri)▲ページの先頭へ
まだまだあります・・・


テグス使いの念珠。

あ勧めはしません。


2017年05月06日(Sat)▲ページの先頭へ
ビルマ翡翠の特Aクラス
本(ビルマ)翡翠はやはりいい。

最近のたまを見るとメロー系の緑が多いけど、翡翠という名前を誇らしげに付けるくらいなのだから、はっとする翠色であって欲しい。

さらに加工がちゃんとされていればなお結構。




下の大玉だって何十万もする良い玉なんですよ。

でも比較にならない。


2017年05月02日(Tue)▲ページの先頭へ
白檀でモンゴル流念珠


お客さまからのご注文で製作しました。

モンゴルに暮らすお母さんにプレゼントするのだとか。

仏教徒として最高のプレゼントですね。




2017年04月28日(Fri)▲ページの先頭へ
メノーグラデーション腕輪
グラデーションって案外難しい。
なんと言っても同径の玉で段階的に変化させる玉を探すのが一苦労。

そして中間色の選別です。


ということで、二種類です。

青メノーから生(白)メノーへのグラデーション。



こちらはメノークリソから生(白)メノーのグラデーション




2017年04月23日(Sun)▲ページの先頭へ
邪鬼よけ腕輪
念珠そのものが邪鬼除けなのだから大上段に振りかぶってエイ!と面を狙うよりも小手や胴を狙うのが好きなTONとしては親玉に五芒星や九字を入れさせてもらうのは実のところは本意ではないのですが、形は心を勧めると言いますからね。ならいです。


水晶みかん玉に埋め込んでみました。



青トラメみかん玉に埋め込んでみました。


TONの腕にしてみたところです。





2017年04月20日(Thu)▲ページの先頭へ
108本連腕輪念珠という世界
久しぶりに創らせてもらいました。

一見すると腕輪の念珠。




けど・・・ちゃんと108玉と上がりの玉が20玉入っていて正式な真言宗の形に則っています。



ということは、いざという時に腕からはずせば正式なお数珠として使用できるということ。

使い勝手は良さそうですね。




2017年04月16日(Sun)▲ページの先頭へ
この組み合わせもなかなか・・・
星月菩提樹にトルコ石という組み合わせもあるようでなかなかないもの。








2017年04月14日(Fri)▲ページの先頭へ
いいじゃない。。。



だいぶ前に作らせていただいた念珠だけれど、中糸がついに切れてお直しとなった。

久しぶりに入院してといっても何分かの話だが・・・

直しながらよく見ていると、なかなかよろしいのではないだろうか。

蓮の受け玉が今は作れなくなってしまったけれど、天玉や親玉を荘厳して見栄えがする。





こんな感じ面白いよね。




2017年04月08日(Sat)▲ページの先頭へ
九字と五芒星


ごそごそ昔の材料を片付けていたらこんなのがでてきた。

五芒星と九字。

どちらも呪術に用いるもので、なぜ作ったのか覚えていない。



お世話になった先生がお経の前に手刀を切っていたのを思い出す。

天台宗だから臨・兵・闘・者・皆・陣・列・前・行

何が記憶を呼び覚ますかわからないものだ。


何かに組み込んで創ってみようかな。。。




2017年03月31日(Fri)▲ページの先頭へ
ワンちゃん用ということ・・・

今度は何をしているかというと・・・



ワンちゃんに持たせたいということで制作させていただいた。




日本人は優しいよね。。。




一見・・・沈香




黒柿に象牙の道具。



以前は沈香でも制作したことがある。



なかなかいい風景。


2017年03月24日(Fri)▲ページの先頭へ
華厳宗


そう多くはないですが、いらっしゃいます。


念珠って深いなぁ・・・・




2017年03月22日(Wed)▲ページの先頭へ
房色の比較



左の手毬房がピンク
下の手毬房がサンゴです。

頭房の「なでしこ」と「サンゴ」がほぼ同色です。






2017年03月19日(Sun)▲ページの先頭へ
いろいろ創りますね・・・


勾玉を二連にしてストラップにさせてもらいました。




2017年03月14日(Tue)▲ページの先頭へ
ちょっと変わった念珠
お客様から依頼されて製作。

主玉は星月菩提樹と黒檀素挽きなので、珍しいというのではないがスタイルがまたく異なる。

数取りの余玉が主珠の途中にさらに付け足せばチベットの形になる。

天玉を小さな玉にするのもいいけれど、大玉を入れるのもわかりやすくて良いように思うけど、念珠を擦るのは注意を要するになるだろうと思う。








カーネリアンが効いている。


2017年03月05日(Sun)▲ページの先頭へ
上には上があるもので・・・ルチールの巻
ルチールの探査途中にいいのありますよと、玉屋さんの秘蔵っ子を見せていただいたルチールブレス。

参考までにと写真を取らせてもらった。

母岩に傷一つなく嵌入が甚だしい。

照りもいいしたしかに良い玉だ。







50万だ70万だのと言われて・・・「なるほど」としか反応できなかったTONであります。


2017年03月02日(Thu)▲ページの先頭へ
トルマリン本連


トルマリン中でもマルチカラーのものは久しぶりです。



カラフルで楽しいですね。



もちろん純度を求めるなら、こういうのもありまっせ〜〜。






2017年02月28日(Tue)▲ページの先頭へ
四国三十六不動胸飾


インドヒスイ(アベンチュリン)を入れて完成。




2017年02月24日(Fri)▲ページの先頭へ
パロサントという香木


中南米原産のパロサントは、現地インディオには神の木と呼ばれる。

白檀が魔除けの木であるように、神々しい香りを持つパロサントも浄化の役目を持つようだ。

ちなみに白檀はインド政府の保護木になってしまい流通が限られるようになってしまったように、この木もワシントン条約の網にかかるようになり、入手が難しくなっている。
まぁまだ原産国の証明があれば可能のようだが、チップでの入荷のようだ。

以前、より好みできた時にチップではなく塊りでもらって、その材から玉を挽いてみたことがあった。

もったいないので、玉を抜いた残材を浄化用なら利用できそうと思い取っておいたのだが、久しぶりにも関わらず変わらず良い匂いがあたりを包み込んだ。

たしかに神々しい香り。


少しは、煩悩多きTONの身も浄化できたのだろうか・・・・




2017年02月20日(Mon)▲ページの先頭へ
ブラックルチール片手念珠
入るときには入るもので・・・

ルチールの嵌入素材によって金になったり赤になったり緑になったり様々表情をもつルチールクォーツだが、チタンが嵌入すると黒色になる。

ブラックの綺麗なのと思っていたけれど、ブレスは流通しているが案外、正式な念珠としてのものは少ない。

というわけで、久々に入荷。




嵌入が多くてオニキスのようにも見えちゃうのだが、近づいてみれば面白い表情をしているのが分かる。




これこのとおり。


2017年02月18日(Sat)▲ページの先頭へ
改めてみると・・・


あれ?かわいい・・・


だいぶ手にしていたふくろう彫りの腕輪だけれど、年数が経って彫りに丸みが出てきたのか、白黒がはっきりしてきたのか・・・

そういうことって結構ある。

持ち主の何かが念珠に現れるかのように顕現する。
だから念珠なのだけどね。



2017年02月17日(Fri)▲ページの先頭へ
ありゃりゃ・・・


急に忙しくなってきちゃった・・・・






2017年02月16日(Thu)▲ページの先頭へ
屋久杉土埋木
屋久杉の仏壇は江戸仏壇として随分販売してきた。

黒檀や紫檀よりも欅(ケヤキ)や桑、屋久杉がTONとしては好きな材で、とくに屋久杉の明るさは群を抜いて仏間そのものも明るくするので、つい勧めたくなってしまうのだ。
硬い唐木に屋久杉を組み込んだ仏壇は、我が家用としても使いたいと思っている。

屋久杉の伐採が禁止になって何十年経つだろう。

無垢の屋久杉の材から張り板にして使用するような時代になってきて、仏壇業界も随分と変化している。

念珠の玉としては意外に多少の価格の変化はあるにせよ、入手困難の知らせはまだ受けていない。僅かな端材でもあればなんとかなることゆえの安堵なのかもしれない。


仏具業界内での屋久杉の流通はさほど変化はないのだがルートが違うとランクがきちんと決められて表示されていることを知った。

数年前に目にしていたのだが、業界は違うし屋久杉のことなら30年前から気に入って勉強してきたのだから気には止めなかった。
だけれど、土埋木という表記ゆえについ入手してしまった。





20玉の片手に使用するほどの大きさだ。

木の香りも重みも油が多いと見えて異なる。




このカラーは始めてかな。

昔、「なんの影響も見られませんよ」と言われていた老山白檀が、あっという間にぐいぐい高騰し、かつ入手困難になるとは夢にだに思わなかったことを考えたら、国内産でも希少種の材料には、想いを寄せておかないといけないなと思うTONなのであります。


屋久島に行きたくなってきたよ〜〜〜。




2017年02月15日(Wed)▲ページの先頭へ
オーダー二点

日蓮宗屋久杉尺2寸



黒柿尺2寸


2017年02月14日(Tue)▲ページの先頭へ
四国36不動胸飾製作中
二本の糸穴に対しての中間玉はこのサイズがせいぜい。

水晶を軸(共通)にして、胸側からインドヒスイ、本ヒスイ、水晶と入れてみた。

すべてインドヒスイでもいいような気もするし・・・

どうかなぁ・・・


(片側だけ通してみた)



ヘッド周り。



左の方の医師は、白っぽく見えてしまうけれど薄緑の本ヒスイ。



胸飾はこれだけ大きいのだから、いちいち金具をとったり付けたりする手間なくすっぽりかぶることができる。

と言うことは、首裏の金具は必要ないと思うが、通し紐の結び目が隠しようがないことに気づく。さてまた考えるか。





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