●お店のできごと。とにかくいろんなことが毎日

浅草念珠堂 




2017年03月05日(Sun)▲ページの先頭へ
なんのお店?
最近の傾向。


とにかく外人さんが多い。一日のお客様で80%が海外の方という日も・・・


若い人が多い。


仏壇を求める人が少ない。
昔から仏壇は脇に置いてきたから仕方ないけど、数千万の仏壇もいくつも収めてきていますからね(kッパリ!)


お香、念珠はいつもどおり。


写経や巡礼を実践する人が多い。


そして美人さんが多い。




一見すると何屋さんかわからない店があったらそれが・・・

念珠堂ですから!




2017年02月26日(Sun)▲ページの先頭へ
東京マラソンに思う
今日は東京マラソン11回目。



東京オリンピックを見据えて新しいコースとなって一回目。

門前仲町や東京駅、皇居へのコース替えでほぼ平坦コースになったことで、タイムアップが狙えそうですね。

コース変更ということで、雷門の折り返しの三角地帯が解消されるかしらと少しは期待していたのですが、ここTONの店は陸の孤島となることに関しては全く変わりませんでした。


(ガランガラン・・・日曜日の風景ではないよね)


(いざという時のために待機していてくれるのはありがたいけど)


ただ、雷門付近が24kmポストから15kmポストになることで、9km短いということと、一般ランナーが元気なうちに通り過ぎれるので、開放が2時間早くなったということでしょうか。




ただ・・・全体の利益のためだからしかたないとは思うけど、地元の意見を聞いて欲しいなと思うTONであります。だ。




2017年01月07日(Sat)▲ページの先頭へ
締め直し


何年ぶり?だいぶ前に製作させていただいた一連が戻ってきた。

グラデーションに作った覚えはないのだが、見事にきれいにグラってる。

臨済宗に仕立てている。首に架けられていたんだね。

よくみるとこんなに表情が違う。



これは使用しての古色がでたけれど、使用しないで100年200年ほっといてけば、星月菩提樹は真っ黒になる。要するに古星月だ。


木の念珠はこれだから面白い。



2016年12月24日(Sat)▲ページの先頭へ
酉年のおまもり
酉年のお守りだって・・・

お客様が教えてくださった。

まぁ・・・・確かに・・・・クチバシがあって、頭の後ろに伸びる羽根がありまして・・・

尾長鳥に見えます。はい!






2016年12月21日(Wed)▲ページの先頭へ
ムディターお正月号出ました。


新年号が出ました。

今年はちょっと遅かったですね。



2016年12月17日(Sat)▲ページの先頭へ
パーカッション
ラだね・・・

シだよ・・・

シャープが入るよ・・・


念珠を直していると、TONの近くでお父さんと子供の会話が聞こえてきた。

何の話?

耳を澄ませていると・・・チ〜〜〜ン

チーン・・・・カーン・・・・チンチンチン


そう。おりんを叩いては、音色を五線に顕しているのだった。



過去には木魚をいくつも買い求めてくださった外人さんもいらっしゃった。

通訳の方が有名なパーカッションの演奏家だと言っていたが、まるで抜けてしまうTONには念仏なのである。

ただ、そうなんです。

鳴り物は、まさしくパーカッションなのです。

そういう目で見ると、なんと様々な音に囲まれているのでしょう・・・・・





2016年12月11日(Sun)▲ページの先頭へ
再会
数年ぶりで店に訪ねてくれたMさん。

孫やお嫁さんとともに。

一代で繊維関係の会社を興し業界のトップランナーとして走ってこられ財も名誉も築いてこられた。
最初に来店くださったのは、30年も前のこと。
奥様がお香が好きで、店を気に入ってくれた。
ずーっとのお付き合いになる。

体調管理に余念のないMさんは、日毎、午後になると川向こうからぐるーっと浅草を一周りを日課とし、コースのお休みどころにご来店されていた。

お茶を飲み長い時で一時間近くを、趣味の写真の話、生まれ故郷名古屋の話、事業の話と話題は尽きなかった。中でも裸一貫で今の事業を起こし生き馬の目を抜く業界でトップを走れたかの話は教えられるところが多かったしMさんも若かりし頃を彷彿させていたのだろう。目を輝かせておられた。

もう十年も前になるだろうか、川向こうにあった会社をたたんで、神田の息子に任せている会社に全て譲るからもう来れなくなると、さよならを伝えに来てくれた。
毎日散歩コースで寄ってくれた、口は悪いが憎めない風貌はその日から遠ざかってしまった。

五年ほど前だったろうか、「もう体が言うことをきかないので、正月の年賀はやめます。さいなら」
と、彼らしい一筆が書き添えられた年賀状を懐に忍ばせて店へ最期の訪問をいただいた。

そして今日。

「もう91歳だよ」

最近、奥様を亡くされて、ひとり暮らしでは大変だからと、大きい等々力の屋敷から有料の老人ホームに移られたことを聞かされた。

「もうこれが最後だね」と握手を求められた。そしてハグをも。

涙を流しているのがわかった。

でもね・・・Mさん、
あと三十年。

僕があと三十年しないと、Mさんの奥底の気持ちはわからないよ。

きっと今はわかっていない・・・。

だから、また会いましょうと握手をして別れた。


2016年12月04日(Sun)▲ページの先頭へ
少将きたる。。。


順君:デビューして3日目だよぼく。

今日は、タイムマシンでやって来てくれたおじさん(失礼!)がいるんだ。。。





日本海軍の少将なんだって。。。

海軍だから栄養いいんだね。

双眼鏡持っているから艦橋にいたのかな・・・
勲章つけてるから・・・


でもお店が閉まったらどこか行っちゃった。
ちゃんと元の時代に帰れたかな・・・



2016年12月02日(Fri)▲ページの先頭へ
新顔・・・
デビューですだ。



店頭には小僧君が長年立ちん坊をして道行く人に可愛がられているけれど・・・

新顔は、巡礼用品をアピールするために白装束を着てお招きしたいと手を挙げました。


ほんとに?

頑張れるの?

夏は暑いし、冬は凍るよ?


との店長の意地悪な質問にも、ハイ!と元気に答えました。



こんなつぶらな瞳で答えられちゃぁね・・・・・



ん?君外人さんだったの?




2016年07月10日(Sun)▲ページの先頭へ
近頃は・・・
今日はお店を一時間近く前に開けた。

四万六千日だから・・・とか、儲け根性から・・・とかではなく、朝、日頃お付き合いのある浅草消防署の依頼で、ちびっこ消防団の活動でいろいろ聞きに行きたいからということだったので日頃は社長出勤する日曜の午前中にして9時過ぎには準備を終えていた。

ありがたいことに、朝起きは三文の得のことわざ通り浅草寺に向かう参拝客の足が店に吸い込まれる。
「いつもは10時開店だから助かるわ・・・」
ちょっと複雑な気もしないでもないけれど、手応えのある開店であったわけで・・・

そうこうしているうちに、ごめんくださいと、お店のお客様らしくないご挨拶とともに消防団御一行さまが来店された。

小学校低学年から6年生くらいまでかな〜

次々と質問攻めにされ・・・・るのを期待していたが、初めて見るTONの顔に恐れをなしたか言葉が出てこない。

(安心しなさい。食べやしないから・・・)

心の中で優しく問いかけ、にっこり作り笑いをして問いを引き出す。

8名の団員が一巡するとようやく慣れてきたのか、店の商品について質問が。
ん?消防の質問じゃないの。

というわけで、子供の目から見る仏壇業界の傾向と対策をディスカッションすることとなった。

お線香はなにいろがあるのですか?
お線香は何種類あるんですか?
etc.etc.

付き添いの消防署の係長さんに伺うと、家に仏壇がない子が多いこと。
仏壇があるとしてもローソクは電気式のものを使うということ。
改めて実情が披瀝された感じだ。

仏壇屋に足を運ぶなんて生涯何度もないだろう。若い人が入りやすい店を作らないとと思って始めた創業気持ちは間違えていなかったことを再認識させられたと同時に、さらに若い人・・・子供とも言う・・・が入りやすい店というのも考えないとな・・・。



2016年06月22日(Wed)▲ページの先頭へ
ムディター夏号です。


2016年04月16日(Sat)▲ページの先頭へ
巡礼記
「こんにちは」

と、老齢なる青年がお店に来られた。

聞くとお年は81歳なのだとか。

「ありがとうね。たいへん参考になったよ」

ん?まだ事情が呑み込めないTONは恐る恐る言葉を投げかけながらも、記憶を紐解いてみることにした。

「霊場周りね・・・」「Tさんの・・・」

で、ようやく理解。

ずっと以前、お客様の一人Tさんに霊場周りの発願があって、TONは便乗させていただいたというわけで、二人三脚の旅日記をかかせてもらった。

Tさんの御府内巡礼始末記



これが集大成になるわけで、今でも参考にして下さる方が切れない。

でも名乗り出てきてくださったのは久しぶりだった。

「いろいろ大変なこともあったけどね」と、本当はお寺への不満もお有りだったのだろうことは言葉のはしばしに捕らえることができるのだが、巡るものの信仰心がすべてを前向きのエネルギーに転化して捉えていらっしゃるようだった。
TONだったらそうはいかないな。悪いものは悪いと門前でも一言行ってくるだろう・・・

奥様が「私巡る!」と一念発起されたその声に応えて御夫婦で巡る。
コース取りから予算のことまでご主人が下調べをする。
シルバーパスが使える範囲だから御府内八十八ヶ所がやりやすいと。
とはいえ八十歳を越えて楽ではないはず。

そんなときに傍らにあったのが巡礼記だった。
いやいや・・・ありがたいことだと手を合わせるのはTONのほうだとの思い。

肝心の自分の巡りはいつになることやら。

あ・・・・と!
秩父霊場は、残り半分残したままだった。
30年ぶりにレストアした自転車でまわっていながら、まだ結願していないから、結願後にレポート書こう・・・と思いつつ・・・5年経っちゃっていたこと、思い出した。。。




2016年04月02日(Sat)▲ページの先頭へ
国語って何かな。。。
お客様との会話にやる気が生まれる。

外国語も通じないのに、言葉の壁はひょいと超える。


お互い何を求め、何を尋ね、何を伝えたいのかわからないながらも、笑いが生まれる。

去年の夏頃までは中国のお客様がとにかく多かった。暮れから今に至るは、西欧系のお客様が引きを切らさない。

どちらにしてもカタコトの英語で対応するしかないが、翻訳ソフトも活躍しないでもないが、熱心にあーだこーだしていると、相手もあーだこーだと答えるようになる。

おもしろいもので、結局は人間対人間ということなのであろうという結論となる。

二度も三度も足を向けていただけることを考えれば、気を悪くして帰られたのではないことだけは一目瞭然だ。

そんなとき「楽しい」という三文字が心に浮かんでくる。




2016年03月31日(Thu)▲ページの先頭へ
話題には事欠かないなぁ。。。。


上さんから電話が来た。

「テレビで紹介されているわよ」

情報番組の中でミルキーだのサクマのドロップだののお線香が紹介されていたらしい。

「ほーそうですか」とTONの無関心さに、電話口のむこうで明らかにつまづいたようであった。

導火線に火が点いてしまったと思われるので、いち早く消化するためには売上げに熱心なTON店長をアピールしかないと考えた。長いあいだの経験がモノを言うのもこういう時である。


そこで、お彼岸が終わって引っ込めてしまった沖看板をなんとかしないとと忠告を受けていたあれに手を加えることを閃いた。前々からやれやれと言われながら重い腰を上げないTONであったわけで、こんな時に点数稼ぎをしようと目論んだのだ。

チョークなんて何十年も手にしてないからね。
意外とむずかしいのよ・・・

と思う気持ちをこっち(ってどっちだ?)に置いて・・・・っと。

なんだかぎこちない手つきで書いていると
「あら?ペコちゃんかわいいですねぇ」
なんて、通る人にほめられちゃったりして・・・ブタも褒めれば木に登る・・・

一気に書き上げました。
といっても、もっと書き入れたいとしていたのに、「もういいからいいから」とは、上さんの言葉。褒めもしなけりゃ、郎も労ってくれもせず・・・芸術の域まで高めようとするTONのアートに対する向上心もそこそこに外に持って行ってしまった。




やっぱりちょっと寂しいよなぁ・・・


2015年12月17日(Thu)▲ページの先頭へ
今月の仏教ライフが届いた。


仏教ライフというのは、仏教情報センターから発行されている月刊誌だ。
仏教情報センターというのは、各宗のお坊さんが交代でテレホン無料相談を受け付けてこられた組織だ。終末医療に関する「いのちを見つめる集い」というのも企画してきている。

TONも体の自由が効いた過去において何度か伺ったことがある。
がん患者の集いだったが体験談を車座になって話し合い衝撃を受けた記憶がある。

90年代中盤からお付き合いさせていただいているので20年以上ということになる。


さて、今月は・・・と開いてみると、




あらま。ぶっちゃけ寺で有名な浄土宗の井上広法師の見開き特集だ。

「ぶっちゃけ寺がかなえたお坊さんの3つの夢」
という主題が面白そうで、つい時間中に読んでしまった。

「お坊さんへの誤解を解く」
坊主丸儲けという偏見。お坊さんもちゃんと税金は払っている。
被災地の支援に行ってもやるせない中傷の言葉にさらされることもある。

「社会参加する仏教」

「お茶の間に仏教」
仏教の教えは遠いものではないということ。生活に密着しているのだということだ。

というのがサブタイトルに別れそれぞれの講話は納得させられた。


TONにはあらにもうひとつ夢がある。

「墨染の衣を着て医療関係の現場に行ける」というものだ。

お寺様に確認されたらよろしかろうと思うが、相当な抵抗があると思う。

仏教に付いたイメージというのは、死と余りにも近すぎる。
仏教は、本来生きるために学ぶものであって死んだらなにもせず、仏になるのではないということ。生き方を仏教の中から見つけて欲しいと思うのだ(もちろん仏教に限っているのえはないけど・・・)


いつかそれも昔話になる時が来るような気がする。




2015年11月10日(Tue)▲ページの先頭へ
我が内なる開国ということ
TONは梅栄堂の薫りがこの仕事についてからこの方好きなのである。

日本香堂では、沈香青雲。伽羅大観。沈香寿山。


まあとにかく自然の香木の香りが大好き。

煙の少ないものつまり微煙香が世の中の主流になってしまった感のある昨今だが、煙が少ないということは、香りを乗せるための分子、キャリアが少ないということになる。

だから微香であるとも言えるわけだ。






フランスの友人に頼まれたからと梅栄堂の商品を頼まれ買いにこられた。

さんざん探して、当店に行き着いてくれたらしい。

「香水の本場でこの香りですか?」と店のものが尋ねると

「この薫りがベリーグッドなの」だそうである。

もちろんフランス語で言われたのだろうが。


お墓に使う束になったお線香を大量に買っていかれる外人もいらっしゃる。
自分も含めたごく一般の日本人ならだれでも不思議に思うことだろう。

けれど、聞くとベリーグッドなのだそうだ。

我々日本人には、お線香=お墓参りorお葬式=縁起が悪い という回路が出来上がってしまっているようだ。


グローバリズムの波が押し寄せて日本のあらゆるものが開国を迫られている。

でも開国しなければならないのは、じつは我が内にあって常識という殻に守られ続けているものなのではないだろうか。




2015年10月26日(Mon)▲ページの先頭へ
年末のプレリュード
もう酉の市。。。

熊手の声を聞くともう今年も終わりが近づいてきたと感じてしまう。

こんな季節になってきたんだなぁ。。。



2015年10月21日(Wed)▲ページの先頭へ
くにふだゲームに参加しました
スタンプラリー「ケータイ国盗り合戦」の参加店舗になりました。

10月23日から浅草の加盟店で一ヶ月間行われます。

ちなみに当店は「大福屋のじい」という、くにふだカードを任されています。

500円ごとに一枚お渡しするそうですが、詳しくはアプリをダウンロードしないと意味不明です(TONはゲームやらないですからね)。

http://pc.kntr.jp/




2015年09月05日(Sat)▲ページの先頭へ
昭和一桁
時々間違えて(だとおもうが)変わった額面のコインがレジの中に紛れ込んでいる。

人の目で判断するせいか、つい間違えてが重なり合ってそうなるのだが、ついに十銭白銅貨が紛れ込んだ。

フォト

古銭マニアだったTONには見慣れたコインだが、改めて現行コインに紛れると新たな感触に囚われる。


図柄がいい。



菊の御紋章が入るデザインはいかにも格調高い。

最近の・・・といっても昭和の時代から発行されているのだから随分なるが、近頃のデザインの無味乾燥さ(合理的なデザインというのだろうが)に見慣れた目には貨幣価値とは関係なく厳かさが増すではないか。

なにより日本国民が使う貨幣という感じを受ける。


以前はこんなこと感じたことがなかったのだけれどな・・・。





やはり昭和一桁までのデザインはいいなぁ。




2015年08月27日(Thu)▲ページの先頭へ
十五夜十三夜
例年だとまだまだと思う十五夜もこの涼しさでぐっと身近に感じますね。



念珠堂もお飾りいたしましたよ。


今年の十五夜は九月二十七日。
   十三夜は十月二十六日にあたります。



ちなみにお月見団子はキャンドルですが。。。(^O^)




2015年08月16日(Sun)▲ページの先頭へ
ある仏具店の前にて・・・



今日はさほどの暑さではない。


直射日光も厚い入道雲に遮られることで白昼夢をみるほど脳みそへのダメージは起きることはない。

それでも・・・

やはり暑さに疲れる。


ふと見るとグリーンの大きなパラソルが涼しげで、アベックだろうかすでにその木陰で一休みしている光景がどことなく懐かしい。


おまけに足元には満々と水をたたえるプールまで用意されていて、大人でさえ飛び込みたくなる。

なかなかの心遣いではないか。
ん〜〜〜泣かせるぅ〜〜〜〜〜。



ん?


あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!



TONの店ではないか。。。。。(^O^)ナンテネ




2015年08月03日(Mon)▲ページの先頭へ
心の響き
丸々太った封筒がポストに投函されていた。

アマゾンになにか残注文があったかな・・・

日本に税金を払わないと言われるアマゾンには極力頼むのを控えていたいTONの裏腹な行動に少々後ろめたさを感じながらその包を手に取った。

新宿区参宮橋・・・

「あ!讃禱歌だ!」

お地蔵様をお祭りしているお客様に讃禱歌の話をしているうち是非とも聞いて欲しくなって、店に戻ったらCDをお送りしますね。とお約束をして速や4ヶ月が過ぎ去ってしまった。

手持ちのCDには国連やプリンストン大学や芸術センターホールでの録音盤はあっても、大好きなというか、ぼくにとって一番思い入れのある、楽曲Tが皆無になっていたことに後で気づいたわけで、地蔵菩薩の曲はこの中に収録されているのだ。
天空の響きを・・・

封を解くと参宮橋の毎週通った智韻寺の香りが漂った。









2015年07月15日(Wed)▲ページの先頭へ
長くお付き合いしていただいているお客様から仏様を頂戴した。

奥様を亡くされて100体の仏様を彫ると発願された頃にお会いしたのが、もう・・・・20年も経つのだろうか。正しくは18年だったか・・・

若々しくてとても僕より一回り以上先輩とは思えない素直さと若さを併せ持っておられる方だった。お会いしたばかりの頃は一部上場の企業戦士の風格が漂う背広姿でご来店いただいていた。

凝り性で何事もとことん極める。
仏様を彫っていると聞いたときは見せてもらえるとは思えなかったが、何回かに分けて仏頭やら手のみとかパーツから、そのうち本体を、観音様、お地蔵様をと拝見することができた。

当時は彫り始めたばかりの頃で、情熱が先走っている感じの表現で、作者によく似た仏様を拝ませてもらえた。

TON主催の写経会に参加されたりコツコツ通ってくださった。

企業戦士を漂わす風貌からいつの間にか仏師の風貌に変化していた。

「お見せしたくてね」

と、しばらくぶりに訪ねてくださった。

念珠修理をしている間、積もる話をさせていただいた。

「そうですか77歳ですか」

彫りの仏像にも顕在していた。

へ〜〜〜〜。感動した。
欲もてらいもない。

木に隠れていらっしゃる仏様がひょこっと現れた。
そんな気持ちにさせてくれる仏様だった。

「一体差し上げようと思ってね。どっちがいいですか」が、これも縁だからね。
と・・・二体の仏様とも僕の御宝前に並んだ。







2015年07月08日(Wed)▲ページの先頭へ
いただき守り
本当は合格お守りなのだ。

上野大仏といえば、ここ最近特に脚光を浴びている上野のお山に鎮座まします大仏さん。

とはいえ五体はない。

江戸期から現在までに何度も災難に会い、しかしながらお顔だけは今に残った。

お顔だけが祀られていて多くの参拝者が訪れる。

そのお世話役の方がうちのお客様なのでよく遊びに来て下さる。

そんなわけでひとつ分けてくださった。



棚ぼたで合格するんっじゃないの。




「努力結実」の上で「合格祈願」なんですね。




2015年06月28日(Sun)▲ページの先頭へ
どこの国のお店かと・・・


正月でもないのに店内は大盛り上がり。

おかげでレジ周りは人が行き来できない有様。

BGMが聞こえないほどに会話の声が溢れていたし。

正月とちょっと違うのは、全員の方と言葉が通じないこと。

そして、三日月型の音木のような道具(ブエというらしい)を投げて吉凶を皆さんが占っていること。
とても不思議で尋ねてみた。

三日月の道具は握ると手に余る程度の大きさで、片側は平たく、反対側はアールをつけたなだらかな形。
表表or裏裏は凶で、表裏に出ると吉なんですよと教えてくれた。

浅草にあるお店を11軒回ってきたけど店に入ることもできなかった。とか。

「ここは大丈夫だったからどうしようかと思ったけど良かったわ」との弁。

ところ変わればだけど、生涯使う念珠を選ぶのだし、神様にお伺いを立ててその声に素直に耳を傾けるのだから、床に座って占うことを遠目で見るしかないじゃない。。。口出しすることはできません・・・・。

まあ、Oリングしながら腕輪念珠を選ぶ方もいらっしゃるのだから、団体さんとそうでないかの違いかな・・・と思ってみたりのTONでした。





2015年05月17日(Sun)▲ページの先頭へ
追いかけるのもいいけど・・・


2015年05月09日(Sat)▲ページの先頭へ
いつも有るはいつもない
昨日は、いろんなゲストに深く考えさせられることばかりだった。

その中でもとりわけ印象に残ったのがこんなことである。

念珠直しを持ち込まれた年配のご夫婦があった。

お二人共品がよく話し言葉にも心遣いを感じる丁寧な言葉だった。

有名寺院で求められたという金剛菩提樹の念珠は房もしっかりしているし、通し糸もまだまだ大丈夫。

「?」なぜ直すの?

と、疑問に想う心を見透かされたか

「指が曲がってしまってね、合掌したまま念珠の輪に手が入らないんだ」

たしかに薬指が鋭角に曲がって伸ばしようがないようで片手念珠の輪の中に合唱すると入らないだろう・・・

「玉を足して作り直しましょう」

ホッとひと安心されたようで、お付きの奥様に

「直せるようですよ。おかげさまで・・・」

ん?お陰様で?ずいぶん丁寧な御夫婦だと思った。よくよく尋ねてみた。

なんと奥様と思っていた女性は、浅草寺の行事に参加するために池袋から浅草行きのバスに乗った。
たまたま乗り合わせたバスの中でお客様の男性と念珠の話になったという。

念珠のことなので当店にお連れくださった。というわけだった。

浅草寺の行事まであと30分だという。

「池袋行きのバス停までご案内しますわ」と二人で帰られた。

今の時代にもこんな方がいらっしゃるのかと後ろ姿を見送った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バリバリ、どすん。ぎしぎし。

商品の落ちる音だろう。ふと振り返ると電動車椅子が車幅ギリギリの通路でストップしていた。

「私は天台の僧だけど袈裟はあるか」
と聞いてこられた。

ただしくは、書いてこられた。

声帯を取られたのだろうか、小さいホワイトボードに筆書されて尋ねられた。

住職用は取り寄せになる旨を話し、急ぐならば法衣店があることを紹介した。

「そこに行きたい。道がわからない」
となり、地図をコピーし赤ペンでマーキングしながら説明した。

「ありがとう」

ホワイトボードにそう書き替えられた。
「どういたしまして」

低音のモーター音を響かせながら店を出ていこうとされた。

店前にはちょっとした段差がある。
先回りして、もしもに備えた。

手を貸すことは必ずしも良いことではないので脇について見守った。

無事着地。

再び先程のありがとうの書いてあるボードを振って大通りに向かわれた。

ふと3mも進んだあたりで車椅子は止まった。

ボードを出して「ありがとう」を白手袋で消し、何かしら書き始めた。

不審に思って近寄ると、気づかれないのか懸命に書き続けている。

「声が出ないので、お経を読めません」

言葉に詰まった・・・

ボードを振りながら白髪の電動車椅子の僧は何事もなかったかのように、器用に歩行者を避けながら走り去った。

残されたTONは固まった。

「ありがとう、さようなら」なら話の筋としてわかる。

最後の言葉はこの時点で何を意味したのだろう。

気をよくして本音を話したかったのだろうか・・・
身内ではないゆえに心の重荷のわずかでも理解してちょうだいと残されたのか・・・

健康というのは綱渡りよりも難しい。
綱から落ちかけると元に戻すために全身の筋肉を駆使してバランスを戻そうとする。

バランスが取れているときは、平気の平ざでスイスイ先に進むのに、一度バランスを失うと元に戻す苦労がいかばかりかを初めて気づく。

健康にしてもそう。。。
社会生活にしてもそう。。。
人間関係にしてもそう。。。

「有ってあたりまえは、なくても当たり前なのだ」と気づく。

有るは、無いのだ。

お二人共ほんとうにありがとうございました。


また気づかせてもらいました。






2015年04月03日(Fri)▲ページの先頭へ
脚下照顧
仲良くしている・・・していただいているというべきか・・・海外のお坊さんがいらっしゃった。
日本で修行していたこともあって日本語はペラペラ。日本での生活費を稼ぐためにアルバイトもしていた経験もあり、そこいらのアルバイトよりよほど気が利く。

修行も終えて無事本国に帰り自らの力で寺を建てた。今は二カ寺目に着手している。
そんな彼が本国のお坊さんたち数人を引き連れて日本を案内した。

その途中我が店にもいらしてくださったのだが、しっかりした尼僧方。修行した国を案内して回られた。
松本に行き京都に行き大阪で御一行を見送ってから東京に舞い戻られた。

残務もあってのこと当店によってダベリングしながらホッとしたように感じた。

「京都はいかがでしたか?」

TONが水を向けると「大変だったよ」と一言。

「ん?なにが?」

と聞き返す。

ことはこうだった。
ある有名な観光寺に向かう門前への坂道の途中で一軒の食堂に入ったという。

御一行が店内に入ると店のおばさんがシットダウン!と指を指して命令してきたという。
「シットダウン!シットダウン!」怖いくらいに有無を言わせない態度にいたたまれず店を出た。

坂を戻って四条まで上がりある中華屋に入り直した。
菜食主義の御一行は、入口で「肉は口にできないのでお肉は入れないで調理してもらえますか?」と尋ねた。
「大丈夫ですよ」
と返事をもらい安心してメニューから料理を選び、肉抜きでお願いしますと改めて注文した。
帰ってきた応えは耳を疑った
「できません」
「初めに聞きましたね」
くつろいでいた尼僧さんたちを促してまた店を後にすることとなった。

またこんなことがあった。
京都駅近くにある本山前の仏具商に入ろうとすると、なんとそこの店主に、
「ダメダメ。入っちゃダメ」
門前払いをされたのだ。
「私は買いに来たのです。なぜ?」

いやいやTONも耳を疑った。

ずっと以前京都に出張に行くと、新規開拓を怠らなかった。
しかし返ってくる言葉は決まって「あんさん関東者でっしゃろ」と低く見られて門前払い。
そんなことから見返したるで。。。がTONの性根に染み付いたのだが・・・

そんなことが急に頭をよぎったのだ・・・

浅草にも鼻で扱われる店に入ったことが過去にある。
以後二度とその門をくぐったことはない。

まあ、人のことをかくいう事は簡単だが、脚下照顧、我がふりを直す材料なのだろうな・・・




2015年03月21日(Sat)▲ページの先頭へ
托鉢用具


ひさしぶりに揃えました。

網代笠、鉄鉢、手甲脚絆。

笠は柿渋をかけたほうが良かったかな・・・

雨の日はしないものと予測して素のままの笠にしてしまった。

でも笠の内側はとてもしっかり作ってあります。

巡礼笠はタオルを巻かないと痛くなりますからね。
これはとても考えて使いやすく出来てました。



2015年03月18日(Wed)▲ページの先頭へ
メビウスの目
急にお店が外人さんで賑わいました。

言葉が英語圏ではないような・・・通訳の方に伺うとトルコのNPOの方々で仙台で開催された国連防災会議に参加された帰りだとのことでした。

民間のボランティア組織ながら、災害時には率先して危険な区域にまで救助に向かうのだとか。

え!民間の組織が救助活動をする?ということから立ち話となりました。

東日本大震災の時も救助活動されたと聞きました。

TONの母の田舎が仙台だということ、親戚も津波で流されたお話をさせてもらいました。
それはそれは・・・という話になったのでした。

日本にはまだ民間の救助組織はないのだとか。


お守りを店員ひとりひとりにくださいました。
メビウスの目と言いメビウスの目によって魔を避けるのだそうです。
災害現場で命を張って活動されるみなさんだからこそ、そんな言葉が心にストンと落ちたTONでした。




店内がバタバタしていてみなさんの写真を撮れなかったのが残念無念・・・・




1 2 3 4 5 6 7 8 9 10    全300件




   念珠コーナー

    魅惑の仏像

    香りの部屋

    巡礼コーナー

    写経のすすめ






雷門一之宮商店会


雷門一之宮商店会・日々是好日




カレンダ
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