TONちゃん日記 - 2009/01






2009年01月31日(Sat)▲ページの先頭へ
地蔵菩薩

一工夫してあって、蓮台は納骨式となっている。

仏壇をかざらない方が目に見えて増えているが、供養のためにも置いて欲しいな。
こんなスタイルもあるのだから。








浅草のそら


保身
彼は間違いなく誰も文句の付けようのない正真正銘のヒーローだった。

社会の悪を見過ごせなかった。
強者が弱者を甚振る姿に耐えられなかった。絶対に許すことはできなかった。

いかなるときも弱者の側にいた。
勝ち目のない喧嘩とわかっても矛盾を感じれば、命がけで闘った。文字通り命をぽんと投げ出す覚悟をいついかなる場面でも、失うことはなかった。
ポーズではなくまさに命がけで。


そんな彼を民衆は徐々に理解し、彼のあとについた。いつしか彼をヒーローと祭り上げた。

彼は名声をほしいままにした。

いつしか強者の中にも彼の側に立つものも生まれた。
彼の側に立てば富と名声のおこぼれをいただけると打算する者たちも彼の回りに増えていった。
彼の助言は国の進路を決定する者たちまでもが参考にするほど強大なものにそして危険を孕むものにもなっていた。

彼が語る一言一句は、書き取られ心の指針とされていった。

きらびやかな名声と富の中で彼は美しい妻を迎え入れた。
子供にも恵まれた。
そこに保身が生まれた。

どうすればこの地位と名誉を継続することができるだろうか。
そう考えるようになったとき、彼の一言一句からは光が失われていった。失敗を恐れるようになった。
英断を下し犠牲を最小限に抑えることより、決定を、闘いを先延ばしすることを覚えた。

為政者をも恐れさせた名刀も、保身という錆びが刀身を覆いつくしていた。

冒険を恐れるヒーローに民衆は敏感に反応した。
一人また一人彼は自分たちの友ではないと気付き始めていった。
一度堰が切れると地に落ちる名声は止めようがなかった。

彼は何がそうさせたのか気付くよしもなかった。


と言う所で目が覚めたのだ。

枕元にあった封筒に「保身」とだけ書いて、夢の続きを見ようと目を瞑った。が、外の雨音に目が冴えて残念ながら第二部は見損なってしまった。

昨夜みた「20世紀少年」の影響が少なからずあるかもしれない・・・
単純なやつ。


2009年01月30日(Fri)▲ページの先頭へ
練り切りのローソク


またまたローソクです。
季節の花になっています。

食べませんように・・・





ケーキのローソク


ローソクです。
ねずみが狙っています。

お腹がすきました。
食べたくなりました。

こういうのも過去に出しましたね。
もう少し暑くなったら大変です。
http://nenjudo.noblog.net/blog/a/10352326.html






隅田川風情


浚渫した川底の泥を運ぶ。

だれもその気で見ない限り気づかない影のような仕事だけれど、感謝に思う。
そんな仕事がぼくも好きだ。




ルチルの大玉


浅草のそら


昔、技術屋を生業にしている頃、もう35年も前になる。
神奈川県の逗子に仕事で毎日のように出かけていた。
自分の担当する現場が逗子駅近くにあったためで、文字通り日参の毎日だった。

昼をまたげば、当然現場で昼食となる。
パン好きの青年は当然パン屋に入る。
駅近くのパン屋に何度か足を運んだ。
美味しい店で、寄り道をして買って帰った記憶もある。

時は現代に移り・・・
2〜3日前に店の子・・・といっても同い年なのだが。
昔話になった。

青春の頃は、逗子の海にはよく行ったことや、渚ホテルが潰れたことなどなどと、年寄りのお茶飲み話なのだが。
そうこうしているうちに話は、彼女が逗子のパン屋の親戚筋で子供の頃はよく手伝いに行っていたという話となった。

「○○堂って言うんです」
今はなくなってしまったけれど、ちょっと有名なパン屋だったという。
「え!」耳を疑った。

まさしく、え!なのだ。


そうでしょうよ・・・だって、そこで買ってたんだもん。

こんなことあるんだねえ。





2009年01月29日(Thu)▲ページの先頭へ
ありがとうろーそく

長さ35mm 24本入り 1050円 

高いと見るか・・・
安いと見るか・・・

この手の工作は手間がかかるので結構大変なのです。

製品になっていると、わからないですけれどね。




浅草のそら


靴底
毎度思うことだけれど、僕の靴の寿命は短い。
せいぜい半年。
1年持てば御の字だ。

「気に入るとそればかり履く」
と、言う「着たきりスズメ現象」もあるとは思う。
でも気に入らないのは、靴底が片減りし過ぎてダメになることなのだ。

かかとの外側ばかりが極端に減ってしまう。
そのうち外側に足が取られ転げる。

そんなことで靴の屍を累々と作ってきた。

ほんの子供の頃、墓参りの帰り道のことだった。
いとことじゃれあいながら先を走っていると、後からついてくる母親と親戚の会話が耳に届いた。

「うちの子ガニマタだから」と自虐的にも聞こえる話し言葉に少なからず幼心に傷となった。

当時は意味もわからない言葉だったのに。
ただ、「ガニマタ」というイントネーション的に、あまり良い言葉ではなさそうであると直感したのだろう。

子供の耳は敏感だと言うことを親は気付かないといけないいい例である。

今年になって去年の夏頃から本格使用を始めた皮靴のかかとに穴が開いた。
またかと思いつつも、もったいないという思いと「ガニマタ」の記憶がフラッシュバックする。執念深い奴である。

この機会に少し調べてみようと思った。
靴の減り方には整体的な部分があるようで、歩く理想的な減り方と言うのもある。
かかと辺りと親指の付け根辺りの減りがあるのが「歩く」という行為において、体重移動の正常な減り方らしい。
http://www.tiger-japan.co.jp/h_report/008_report.html

が、僕の靴は極端に片減りだから、あまり芳しい状態ではない。

どうやら、靴の減り方の原因にはこの「ガニマタ」というキーワードが少なからず原因となっているようである。

他のサイトには「丹田に力の入らない歩き方をしている」とも書いてあった。

今度はへそ下一寸にも意識をしながら歩いてみようと思う。




2009年01月28日(Wed)▲ページの先頭へ
赤い・・・玉

右がルビー
左がジルコン

ルビーの方の色は、今までなかった色です。
玉からの製作なので、2ヶ月以上かかりそうです。




浅草のそら


ぼくの初日の出
朝のウォーキング。たいした距離じゃないけれど・・・
三日坊主になるか、一日ぼんずになるかしれないけれど・・・






桜橋からの眺め。


案外と走る人、ウォーキングの人、散歩の人の多さに驚いた。
東京マラソンの募集の多さに日本っていつからこんなにマラソン人口が増えたのだろうと思っていたのだけれど、僕が歩くより遅いジョギングのおじいちゃんの、せっせと走る姿に健康志向なのだと思うと同時に、先行きの見えない政情不安定の日本で、もし病気にでもなったら・・・という不安が健康志向の根底にあったりして・・・
などと考えてしまった。
うがった考えだろうか。

へ〜
太極拳をする人達もいるんだ。


2009年01月27日(Tue)▲ページの先頭へ
浅草のそら


お客様と一緒に歳をとるということ
Mさんが店におみえになった。

気が付けば二十年来お付き合いしてさせていただいている。
仏さまを観るのが大好きで、ずっと観音様にも通い続けている。
ちょっと前までは、巡礼にも暇を見つけては出かけいた。

もう八十の坂を超えるが、しゃきっとしていて一人暮らし。
ここに来ると「お話しちゃうのよね」
と、照れ笑いされながら何度も頭を下げて帰られる。

そんなに気を使わなくてもいいのに・・・

うさぎ屋のドラ焼きがいつもMさんの手土産。

うさぎ屋の包みがあると「Mさん来られた?」で99.9%間違いない。

ぬる温かい風はいやと、冬は絶対に暖房をつけない。
「だからこんなになっちゃうの」としもやけした鼻の頭を指差した。

夏は「クーラーの風はきらいなの」と35℃を軽く超えるであろう西日の差す部屋にあっても汗をかきかき過ごす。


そんな姿に凛とした古い日本の女性を見る。
江戸っ子の粋とも意地とも思う。

以前、若い頃の写真を拝見したことがある。
照れながらも僕のお願いに応えてくれた。

丸髷を結った若い姿に時代を感じた。
モノクロ写真は、もうセピア色になっていた。
でもそこには、僕より若いMさんがいた。

ぼくは人生の先輩の若い時代の写真を拝見するのが大好きなのだ。

今は老齢になられていても、
母の胎から生れ落ちた瞬間があった。
文字通りの青春があった。
恋に胸を焦がした時代があった。
子育てに格闘した時代があった。
そのすべてが先輩たちの容姿に刻印されているのだ。

その道程を想像するのが楽しくて、興味深くてならない。


Mさんも暦を刻んで80年。
家族のために懸命に身を粉にしながら戦前、戦中、戦後を生き抜いてこられた。

それ相応の年輪は確実に刻まれたけれど、
心はより人として深みを着実に増していった。


考えていくと時空と言う座標軸なんて、肉体の若さという尺度なんて、なんだか全く意味のないもの、虚しいものに感じてくるのだ。

結果としてMさんにいつも元気付けられる。



考えるに、元気の素を置いていってくださるゲストが実に多いことに気付く。


故に、こうして今まで商いの僅かでも続けられてきたのだと思う。




2009年01月26日(Mon)▲ページの先頭へ
満開です。
ボケの花。



浅草のそら


2009年01月25日(Sun)▲ページの先頭へ
ミニシリーズ完成
楠木と水檀で製作。
なかなかよく彫れました。



6cmに満たない総高なのに、よく刃物があたっています。


行ってらっしゃーい
直りました。



いってらっしゃーい。




お帰り。
中ゴムのお直しで還ってきました。
お帰りなさい。



しっかり常に腕にあったことは一目でわかります。
大事にされてきたんだね。
作りたての表情と全く異なって貫禄の出たこと!

白檀は表面の油が抜けるから、黒檀や紫檀などの唐木などの素材と違って、ちょっと気を遣う材料です。

丁寧に使い込んでいくと、愛着が出てきます。もっといい色になるよねぇ。



浅草のそら、


あるがまま
たまたまかけたテレビで流れていた。

子供名も自分の名すら忘れてしまった認知症の祖母が、唯一覚えていた夫への愛を歌にしたのだという。





唯一覚えているとしたら、もし僕なら誰を覚えているだろう・・・


2009年01月24日(Sat)▲ページの先頭へ
十八金の片手


浅草のそら


同情心
同情心
過当競争の中で生き馬の目を抜く現代社会の中で何を青臭いと考える輩もいる。
現に何度も何度も耳にしてきたし戒めとして警告してくれた先輩もいた。

「情けは人の為ならず」

これを情けは人の為にならないんだと理解する者もいるというから驚きではある。

「教学相長ず」
礼記の一節にある言葉だが、教えつつ自らも共に学ぶという。まさに言って妙である。人を育てる教育の現場のみならず、労働力のみに派遣労働者を使い捨の駒にしか考えられない経営者に対する一喝する言葉でもある。
確かに真理だと思う。

相手のために尽くす行為に美徳を感じなくなる社会。
つまり1+1=2、1−1=0の人間関係の社会。
ぼくには信じられない。

人の心の奥底には、そんな関係ではいけないと排除する心が宿っていると経験値として持っている。

人に尽くすを粋に感じるのだ。

さらに言えば宗教心とは、その利他心の極地なのではないかと思う。

道に倒れている人を見れば自然体で救助に体が動く。
それが宗教心と思う。

隣人の涙の落つるを見れば、全ての持てるものをかなぐり捨てれるものが宗教心と思うのだ。
何も仏前でナムナムしているから信仰心、宗教心があると言うのではないと考える。

それぞれ信じる宗教の宗祖が歩んだ道を学べば誰もが同意を得てくれるだろう。
その心に表現の違いはあれど共通した心は感じるはずだ。

民衆の生老病死に心を痛めて道を求めたお釈迦様が今の時代に生きていたら、弘法大師が、最澄が、日蓮が、道元が・・・どう動かれただろうかと思うととても興味ある。




2009年01月23日(Fri)▲ページの先頭へ
室生寺
知人の家から帰ろうと乗り込んだ東京メトロの車輌まるごと奈良の室生寺の観光案内電車と化していた。
何年前だろう・・・

ツーリングで出かけたのは。
数年後には全く縁のなかった今の仕事に就いたのだから、今拝見したら感動も違うだろうな。
と思いながら見送った。





浅草のそら


アイシャルリターン
ここ最近懐かしいお客様が次々に現れる。
でも不思議と時間の経過は感じない。
「よく覚えていてくれましたね」と喜んでくださるのだが
作らせてもらった念珠や仏像を見れば、時間がワープするのだ。

以前は毎日何十通も手紙を書いていた。
お客様が帰った後すぐに、昼食の後に、仕事を終わらせた後に・・・
いつもお手紙セットは手放せないツールの一つ。そして住所録。筆。
筆も下手の横好きでこれもまた手放せなくなったツール。

一ヶ月の経費で一番使ったものは家賃の次に多かったのは通信費だった。
でもね自分で覚えられる人数って3000人がいいところ。
だからホテルマンのドアボーイの姿に感銘を受ける。
お客様の名と背景をとことん覚えている。

ああなりたいと思うけれど、なかなか難しい。
あのときのあれを買ってくださったあの人ですね。
あれであれしてで話が通じるようになってくるとあきまへん。

何はともあれ、懐かしいゲストが忘れないで十年以上経っていながら覚えていてくださるのは嬉しいものだ。


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   念珠コーナー

    魅惑の仏像

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    巡礼コーナー

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カレンダ
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